織ネーム、織ワッペン、越前織お守り袋、織ストラップ等の製造販売を手掛ける1925年創業の松川レピヤン。
洗練された温もりのあるオフィス、まるでカフェのような食堂、いきいきと働くスタッフ、笑顔にと活気に溢れた会社を作りあげた秘訣や、移住者受け入れへの想いをお話ししていただきました。
自己紹介をお願いします。

主な事業をお聞かせください。
洋服や鞄に付いているブランドタグ(織ネーム)を製造しています。その中でもワッペンやお守り袋、ストラップなどを製造しています。
従業員数を教えてください。





福利厚生として行っている、特徴的な取り組みはありますか。
非常に多いと思います。新社屋を建ててから食堂を作りました(一食350円で材料費代のみで食べられる)。 例えば、毎月の売り上げ更新でチケットを発行して社員に配っています。会社の備品費用や毎週来るキッチンカーに使用したり、会社の商品を購入するなど様々な使い道があります。また、社員割引とチケットは併用できます。

旅行関係にも力を入れています。社長や奥さん(社長の奥さんのことを社員さんも奥さんと呼ぶのだそうです。)の想いが詰まったなかなかない経験を社員旅行でさせていただています。普段は泊まれないような一流ホテルに泊まるなど、その一流に触れることで普段のサービスに繋がっていければと思っています。一流を知ることで感じることがあるという考え方なのでちょっと無理して泊まったり、足を運ぶというのが社員旅行の目的でもあります。
コーヒーも全て無料で飲み放題なんです。
(コロナ禍もあってあまりできてませんが、)連休前に社員みんなで集まって食事会をして、他部署でのコミニュケーションも生まれていました。当時は、人数が多い日は秋吉(福井県内に複数店舗ある焼き鳥の名店)を貸し切って食事会をしたりですとか、人数が少ないときは地元の焼き肉屋さんを貸し切ったりしてました。大型連休の前には食事会を開いてコミニュケーションを計って次の仕事に繋げていました。
また、福利厚生として全国にあるエクシブの利用店に友人や社員といっしょに行く場合は会社負担でホテルの宿泊代はかかりません。豪華なホテルなんですが、僕も家族で利用したこともありますし友人と行ったこともあります。利用権というのが福利厚生のひとつとしてあります。

あとこれも少し特殊なんですが、毎年年末に表彰式を行っています。評価制度も特殊で360度査定のようなことをしています。僕たちも含めて全員が評価の対象として、その中から「今年一番伸びたで賞」を発表します。MVPがあって、上位に入賞したりすると特別賞として旅行の枠を獲得できます。
上位に入る人たちというのは、ある意味会社の中の意識の高い人たちが選ばれる。意識の高い者同士で、普段どういう仕事の取り組み方をしているのだろう、という考えを旅行を通じて感じて、話して、コミニュケーションをすることがひとつの目的です。より良くなるための特別枠の意向をやらせていただいています。
会社の雰囲気はどのような感じでしょうか。
アットホームという言葉が一番あてはまるのかなと思います。けっこう独自なんですが入社してすぐにあだ名を決められるんですよ(笑)「普段なんて呼ばれてるの?」「それじゃ今日から◯◯ちゃんね♪」と、あだ名で呼び合うようなスタイルです。

なぜそこまで福利厚生に力をいれるのでしょうか。
社長、奥さんの想いがたくさん詰まっていて、色々な経験をして欲しいのとやっぱり(社員の)喜ぶ顔が見たいというのが一番大きいのだと思います。どうしたら横を見てくれるか、というところが形に繋がっていったのかなと。そうすることである意味会社に長くいてもらえるというひとつの目的もあります。社員を大事にしようという想いが強いからこそ、生まれてきた福利厚生ですね。


愛されてる社長さんなんだろうなと思ったのが、取材会場に来るまでに「社長誕生日おめでとう」というプレゼントが置かれていて、従業員さんからのかなと見ていたのですが。
織ネーム工場とは思えない雰囲気ですよね。こういった空間作りにはどんな想いがあるのでしょうか。
移住者さんを採用するにあたっての想いをお聞かせください。
県内で優秀な人材を引き込みたいという気持ちもあって、県外の方で福井の人たちとは違った感性をもっている、ある意味福井じゃない感性を会社に取り入れたいという想いです。また、純粋に福井に移住してみたいと思っている若者を応援したいという気持ちがあります。地元を盛り上げたい気持ちが強くて、とくに坂井市は”どげんかせんとあかん”ではないですが、そういう気持ちを常にもっているので、福井に来たいという人がいるのはすごく嬉しいです。
そういう方たちをどうやって応援できるか、松川レピヤンに入社して色々なことに繋がっていけたら良いと思います。
移住者さんが就職された際には、会社としての補助などはありますか。
最後に移住を検討している方へメッセージをお願いします。
